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THE GOVERNOR/FLOSS MODE
THE GOVERNOR/FLOSS MODE
再発G皿といえばコチラも...。95年産オークランド・クラシック、THE GOVERNOR『FLOSS MODE』です。“古き良き~”という言い方はあんまり好きな表現ではないのですが、この盤ばかりはまさにそれがピッタリ。(主として機材環境における)谷間の年代ならではのサウンドは、正直言って今後新譜で聴ける機会がそうあるとも思えないので、それだけでも十分貴重なものです。
プラス、THE GOVERNORというアーティストの立ち位置がこれまた絶妙で、2PAC、RICHIE RICH、LUNIZ、CYDALら有名人をゲストに迎えたメジャー的な作りの豪華さと、惜しげもなく大ネタを連発できるインディー的な自由奔放さが、この作品のG皿としての完成度アップに一役買っています。しかも、大ネタ使いとは言っても、同時代のチカーノ勢のようなモロな感じ(それはそれで嫌いじゃないですが)ではなく、意外と趣向を凝らしていたりするところがニクイ。

しっかりミックス→マスタリングが施されていることもあり(ココ重要です)、アルバム全体の統一感も凡百のマイナー皿とは比ぶべくもないのですが、曲調もゆったりとしたクルージング向けのモノが集められており、大半の曲に時代を感じさせるソウルフルなコーラスが入っていたりするので、スキットなどの仕掛けも込みで、曲単位ではなく一枚通して聴くことで良さがわかるような味わい深さがグッド。

アタックの強いギターが激ファンキーな、高揚感を煽られるアタマの『Born And Raised』、
ブリブリのベースにワウギター、ピーヒャラシンセに女性コーラスと王道感たっぷりな2曲目『Hustlin' Is The Final』の時点でつかみはバッチリ。ジャケの通り、インパラとかで流しながら聴いたらさぞかし気持ちイイんだろうなぁ。
2PACが参加しているというだけでこのアルバムを買った人も少なくないと思うのですが、『Po' Nigga Bluez』でのパフォーマンスはさすがのカンロク。音質はちゃんとレコスタで録ったのか疑わしい感じだし、フロウもメチャクチャ粗いんですが、聴き応えあります。『Just The Two Of Us』ネタかと思いきや実は『Oh Honey』がメインループという、ムチャな展開のビートもなかなか。
他にも、DEBARGE『I Like It』からメロウな質感を抽出した『Still On Parole』、
エレピとフルート、ストリングスが哀愁を奏でる『Haters Rest In Peace』なども良い曲です。

前に触れたPLAYYA-1000なんかもモチロン最高なんですが、ミックスにお金をかけている作品ほど、やっぱり聴いていてテンションが上がります。もしバラの素材が残っているのであれば、再発の際はミックスし直してから出すというのも一つの手ではないでしょうか。それが無理でも、せめてちゃんとリマスタリングしてもらえたら、あらためて買い直すほどの価値も出るってもんです。
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テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽

WOOD STREET PLAYAZ/TURNING-N-BURNING
WOOD STREET PLAYAZ/TURNING-N-BURNING

長らく探していた、というか見つけても高くて手が出なかったG皿をようやく入手。ミシシッピのWOOD STREET PLAYAZの1st『TURNING-N-BURNING』(1997年)がそれで、随分と前に某G-RAPサイトで耳にして以来、ずっとチェックを入れていたのですが、ひどいケースだとオークションで数万円の値がつくという有様で、どうしても傍観せざるを得ない状況でした。しかしこの度、僕も常々お世話になっている? TIGHT MUSICが、アーティストとの直接交渉によるリイシューに成功したとのことで、この鬼レア変態皿が容易に入手できるようになったわけで...これは快挙と言っていいでしょう。日本もことG-RAPに関しては、ソウル/ファンクにおけるイギリスのような発掘大国になりつつあるということでしょうか。ノド手度でいえば、メジャーな存在になる前のYOUNG MURDER SQUADやPLAYYA 1000級のブツだという認識があったこともあり、テンションもアガる、アガる。

個人的には、ミシシッピ産のブラックミュージックというだけで、もう気になって仕方がないのですが、黒人差別問題や公民権運動について少しでもかじったことのある人なら、誰もがそうだと思います。つまり、歴史上、人種差別において最も過激で暴力的な態度を取り続けた州がミシシッピとアラバマだったという事実があるわけで、それゆえ最近だとDAVID BANNERやBIRMINGHAM J(悪名高き“ボミングハム”出身!)などの作品に関してもついつい内容+αの評価をしてしまうのですが、『TURNING-N-BURNING』は、そういう意味での重み・深みをよりいっそう感じさせる作品のような気がします。何と言っても、リチャード・ライト『ブラック・ボーイ』の舞台にもなった、悪名高きジャクソンの方々ですからね...。

とりあえず、イントロの世界観で完全に持って行かれること間違いナシ。何だ、この暗さ。ポロリポロリと爪弾かれるアコギのアルペジオをバックにした語りを耳にした瞬間、このアルバムがG-RAPキ●ガイ・オンリーなド変態皿であることに気づくのですが、そっちの世界に足を踏み入れたことを後悔しても、時すでに遅し。
一部で“ヒップホップ史上最もイナタい『Between The Sheets』使い”と評される(ウソです)『Living In The Ghetto』での、シンベとカウベルの異常なチープさとか、
モロUGKなメロウ・バウンス『Coming Down Low』のサビ歌が度肝を抜かれるほどヘタクソだったりだとか、
アルバムのクライマックスと言ってもいい超絶鬼メロウ『Still See My Homie's Face』のイントロのベシャリが3分近くもあったりと(コレは本気でイライラします...せっかくの名曲なのに!)、色んな意味で突っ込みどころ満載なのですが(ジャケのカッパみたいな格好も意図が理解できません)、そこらへんはある意味マイナーG皿のお約束でもあるので、溜息と失笑で許してあげましょう。
他にも、イントロのコスリが軽快なアップ『I'm Real』、
透き通ったエレピにワウギターとピ~ヒャラシンセが絡む、根暗G-RAPファン必聴の『Cocaine,A World Wide Thang』、
タイトなドラム&ベースと女性ボーカルがイイ感じな『Dear Lord』、
ヴォコーダーが良いアクセントの、KILLAFORNIA『Hood Ratz』を思わせる『Ghetto Love』と、当然聴きどころも沢山あります。

いわゆる正統派ヒップホップ(って何なのかよくわかりませんが)リスナーには確実に眉をひそめられるであろうこの作品、加えて、G-RAP好きでもサクラメントものとかがダメな人はあまり受け付けないかもしれません。が、それはイコール、変態G皿愛好家にとっては玉乱である、ということを意味してもいるので、特殊な音楽性癖を自認する人は今すぐコチラにアクセスすることをオススメします。

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