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2 PISTOLS/DEATH BEFORE DISHONOR
2 PISTOLS/DEATH BEFORE DISHONOR
スマッシュ・ヒットした『She Got It』がリリースされた頃といえば、自分的に“T-PAIN、もうええやん...”って感じになっていた時期だった為、完全にスルーを決め込んでいた2 PISTOLSのアルバム『DEATH BEFORE DISHONOR』。『She Got It』の後に出た『You Know Me』もボチボチの出来だったので、“いちおー”チェックしてみたこのお皿ですが、なにげに良いです!ハッキリ言って、シングル2曲を抜いてもクオリティは全然落ちないと思うし、流行りのフロリダ云々の文脈とは無関係に楽しめます。タイトルもえらくカッコイイ。

一番ヤラれたのが、まさかのメロウ・レゲエ(という呼び方があるのか知らんが)クラシック、MAD COBRA『Flex』使いの、その名も『Flexx 2008』(!)。原曲の甘くてゆる~い感じはそのまま、ネタをうっすらと出すことで哀愁を、キレのあるシンセを使うことで新しさを加えたさじ加減が絶妙で、今年のサマー・アンセムはこの曲に一票。

また、内容に関しては事前の情報と異なっている点がいくつかあって、“J.U.S.T.I.C.E. LEAGUE 全面バックアップ!”と謳われていたもののそれは全曲には至らず、1/3は他のプロデューサーがビートを提供しています。個人的に嬉しかったのがHONORABLE C.N.O.T.E.の参加で、イントロ後の劇画チックなタイトル曲など、もうサイコーです(作り方自体はまんま『American Superstar』なんですが)。
アルバム全体の構成もよく練られていて、タイトル曲が1ヴァースでスパッと終わった後、すぐさま『She Got It』に入る流れは、この曲に思い入れがなくても鳥肌が立ちました。リングトーンとして特に人気の高い曲ですが、アルバムの中の一曲として聴くと、印象が全然違います。

比較的マイナー調の曲が続いた後に聴ける『Let's Ride』は、メロウな質感が格別な名曲。泣きのギターとピアノに女性コーラスが絡む作りは、昔ながらのG-RAPマナーに則ったものですが、ハイファイなドラムが古臭さを全く感じさせません。J.U.S.T.I.C.E. LEAGUEの強みは、共同作業にもかかわらず、明確な方向性を持っているところだと思います。全曲プロデュースとまではいかないとはいえ、彼らが作る音の特徴の一つでもある、独特のノスタルジックな哀感がアルバム全体を支配しているので、まとまりがあるがゆえにとても聴きやすい。
そういう意味では、極めつけはTREY SONGZを迎えた『That's My Word』。疾走感のあるドラムと柔らかいエレピ、トランシーなシンセがクールなこの曲、TREYが歌うサビメロも激キャッチーなので、シングルにしても十分イケるハズ。

2 PISTOLSのラップも、WEEZYに通じる粘着性とリズム感があって、僕はけっこう気に入りました。シンガーとの絡みがチラホラ見られるのは、リリックにギャルネタが多いからだと思うんですが、安易に大物ラッパーを呼び物にしていない点は好感度大。ラップ・パートを一人でこなす曲が大半を占めるというのは、この世代のアーティストにしては珍しいですし...。
あと、細かい話ですが、全体的にオケのミュートが実に巧みなんですよね。“ここで音切って”とか、“ここでスネア抜いて”とか、2 PISTOLS仕切りで決めているなら、センス◎です。
リリックに関しては、妙にしっかりした作りのオフィシャル・サイトのバイオにあるように、親が投獄されて親戚中をたらい回しにされたり、フットボール選手になる夢に挫折したりと、けっこうドラマな人生を送っているみたいなので、これからどんどん面白くなっていくんでしょう。一過性のブームに埋もれず(今のところ、その危険性大ですが^^;)、名前の由来とされる“二面性”を発揮した作品をお届けして欲しいものです。
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テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽





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