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Philthy Richの巻
Philthy Rich

“最近ウェッサイ勢いねぇな、新譜もイケてんの少ないしなー”とお嘆きのG-RAPキチガイにも、そうでない御仁にも、自分が去年あたりから勝手に猛プッシュしているアーティストをご紹介。

ベイエリアはオークランド出身のPhilthy Rich...英語版wikiにも載っていないくらいなのでまだまだマイナーな存在だと思いますが、個人的にかなりキテます。
とりあえず初めて名前を聞くという人は、去年出たオフィシャル・アルバム(他にも尋常じゃない数のミックステープをリリース済)、「Funk Or Die」を聴いてみて欲しい。Amazon.comなら短いけど全曲試聴できます。

Philthy Richのスタイルは派手さを抑えたシンコペ・ビートにタメ気味のラップを乗せていく、今日となってはオーソドックスなものですが、ビートの選び方がとにかくサイコー。フューチャリスティックなシンセ・サウンドからベイエリア物お約束の甘いメロウまで、まさに死角ナシ。「Funk Or Die」は自分の中でクラシック認定済、ここ最近のウェッサイ作品では三本指に入るかな。

Rhilthy Rich feat. Yukmouth, Stevie Joe & Chop Black / On Paperwork
アンビエントっぽい音処理がめちゃくちゃクール。

Philthy Rich feat. J. Stalin & Clyde Carson / What U Know About It
コレもクールって言い方がしっくりくる。シンセベースがベイエリア風味。

Philthy Rich / My Two Sons
鬼メロウ!いなたいラッピンもオヤGを満足させるハズ。

Philthy Rich / I Represent It
フロリダ勢のお株を奪うトランス・シット(ちょっと古いけど...)。

クオリティ高すぎ!上の曲は全てアルバムに入ってるし、タイトル曲や"Dope Boy"、"Throw It Back At Me"なんかも良曲です(PVアリ)。この人の特筆すべき点は、ハンパなく旺盛な制作意欲。上にも書いたように膨大な数のミックステープを作っている上、PVも撮りまくってる。このペースをいつまで維持できるか...今後が楽しみです。"Funk Or Die"Tシャツ欲しいっす。

ちなみにマイスペのブログによると、1/29の時点で彼は塀の中にいる模様で、ご丁寧にもファンレターのあて先はjailっぽい(笑)。気に入った方は下までお手紙出されてみてはいかがでしょう。
phillip beasley #dzh546 booking# 10500995 701 South Abel Street Milpitas, CA 95035-5243

あ、G-RAP狂にオナジミ、「Westcoast Ridaz」のFilthy Rich Ridazとは無関係かと。

Philthy Rich's My Space

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テーマ:洋楽 - ジャンル:音楽

TOO $HORT/GET OFF THE STAGE
TOO $HORT/GET OFF THE STAGE

17枚目のアルバム...というだけで耳を疑ってしまいますが、ベイエリアのゴッドファーザーにして生ける伝説=TOO $HORTの新作がドロップ、い~んです、コレがまた。
正確には、内アタマ5枚はJIVEの前に所属したローカルの75 GIRLSから出した作品ですが、10枚以上のフルアルバムをコンスタントに出し続け(10枚目「GETTIN' IT」リリース後の引退期間があるにもかかわらず!)、そのほとんどにおけるセールスがゴールドあるいはプラチナに達しているアーティストなど、この人をおいて他にはいません。齢41歳...まさにゴッドファーザー。

TOO $HORTのスゴイところは、これほどの大御所でありながら無名のトラックメイカーやゲストラッパー/シンガーを分け隔てなく招き入れ(THE PACKが良い例です)、新しいビートにも果敢に挑戦する姿勢にあり、この辺りはJAY-Zにも通じる部分ですが、そのくせ流儀は100%ベイエリア。75 GIRLSと契約したのが1983年の事ですから、キャリアは実に20年強...そりゃ行くトコ行きますわな。

クランクとハイフィーの混ざり具合が絶妙だった前作「BLOW THE WHISTLE」もサイコーな出来でしたが、よりハイフィー寄りにシフトした新作は、それを越える好内容!ダラダラとまとまりがないアルバムが多い中、イントロ/アウトロ・スキットなしの全10曲という潔い構成にまず好感が持てますが、それだけに捨て曲が1つもありません。スローバウンスな冒頭のタイトル曲とベテラン・KOOL ACEをフィーチャーした「Pull Them Panties Down」を除いて、全曲がアップテンポでノリノリなナンバーで固められているので、FEDERATION「IT'S WHATEVA」やTURF TALK「WEST COAST VACCINE(THE CURE)」といった近年のハイフィー名盤と同じか、それ以上にツボに入る人もいるかと思います。質感的には、MISTAH F.A.B.「DA BAYDESTRIAN」に比較的近いかと。

まず、「Broke Bitch」~「This My One」~「Shittin' On 'Em」と続くTRAXAMILLION3連発が圧巻。仕事量が増えたからか雑なビートがチラホラ見られるようになってきた最近の虎草先生ですが、さすがに御大の前では下手を打てなかったのでしょう、トラックは一様にハイクオリティ。
また、このアルバムのトピックとして挙げられるのが、細かい話ですが曲間の絶妙さで、ゲストのE-40の“うぅー”(例のヤツです)を挟んで間髪入れずに次になだれ込む2・3曲目の流れなどは、まさに鳥肌モノ。通常は、マスタリングの段階で秒単位のシビアな設定をするものなんですが...最近は何も考えずに曲だけ詰め込んでいる作品が多いような気がします。その点、コレは良くできてる!
個人的なベストトラックは、MISTAH F.A.B.らを迎えたGENNESSEE(イイ仕事します)制作の「F.U.C.K.Y.O.U.」。余談ですが、こう表記すれば禁ワード扱いにならないんですね(笑)。中近東系の音階を用いたリフはさほど真新しいものではありませんが、音の抜き差しのポイントなどにセンスを感じます。F.A.B.の援護射撃も強力。
逆に、ニューウェイブなオケに力強いボーカルが乗るラストの「It Ain't Over」は、意表をつく展開が新鮮な、なぜだかクセになる曲です。

もちろん、主役の“ビヤッチ!”節も健在で、TOO $HORTの、多様なビートに対する適応能力の高さにはホントに驚かされます。ゲストも必要最低限な感じですし。
加えて、紙ジャケのオシャレなパッケージもグッド!これもいわゆる、“オトナのヒップホップ”の一つの形なのかもしれません。

テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽

THE PACK/BASED BOYS
THE PACK/BASED BOYS

THE PACK、というかYOUNG Lの音響感覚は非常に優れていると思います。一言でいえば、“冴えている”。
「In My Car」のベースラインがMASSIVE ATTACK「Angel」を思わせなくもない、という類の細かい話はさておき、UKクラブミュージック的な音響処理の気持ち良さは、無意識的にもTHE PACKの音楽のプラスαになっているのではないでしょうか。音の良いハコやレコスタのラージ・モニターでアルバム一枚通して聴きたい感じです。

YOUNG L本人がどこまで意識的かはわかりませんが、低音のコントロールと滲み出るような空気感はトライブ諸作のBOB POWER仕事に通じるもの...とは言い過ぎかもしれませんが、この人の若さを考えれば将来性は無限大なのではないかと。

ドラムとSEの鳴りだけで1曲丸ごと引っぱる、冒頭の「Rumble」がまさに象徴的。
続く高速BPMの「I Look Good」にはさほど真新しさはないものの、こういうタイプの曲がアルバム中に一つでも入っているとやはり楽しい。
鳥の鳴き声のような音をベタ敷きにしてループさせた「My Girl Gotta Girl Too」はかなりドープな曲。コレは個人的にも本作中のベストトラック。YOUNG Lは無音階SEの使い方が実に巧みです。
MR.COLLIPARKの手による「The Milky Way」は、その名の通りスペイシーな音使いが楽しい佳曲。この人もホントに器用です。最近知ったんですが、コリパークってもうけっこうなオッサンなんですよね。それでいてYOUNG Lのトラックと並んでも違和感のないものを作れるというのはスゴイと思います。
アルバム中唯一のメロウは、FREDDIE JACKSON「Rock Me Tonight(For All Times Sake)」ネタの「Rock N Roll」。流行りのAUTO TUNEボーカルをフィーチャーしたトラックは、トークボックス好きにもウケそう。まぁ、そもそも元ネタがサイコーだ!って話なんですが。
終盤も、直球ハイフィーな「Booty Bounce Bopper」や「Fly」、RUN DMC的なロック解釈がベイエリアの雑食性を感じさせる「Backseat」と、聴き手を飽きさせません。
トドメは、確信犯的なボートラ群。既発の「I'm Shinin'」と「Vans」は言わずもがなですが、「The Milky Way(Remix)」のジャンルレスなボーカルの面白さも要注目です。

惜しいのは、ラッパーが4人いるにもかかわらず集団MCの面白さがほとんど活かされていないこと。ウータンの新作(ボチボチな出来ですね)を聴いたばかりなので尚更そう感じます。4人が4人ともテンション抑えめな淡々とした語り口なので、1人くらいFEDERATIONにおけるGOLDIEのようなアグレッシヴなスタイルで攻めるラッパーがいれば、あるいは要所要所でゲストを迎え入れればもっとメリハリがついたような気がします。

とはいえ、一枚目にしては恐ろしく完成度は高く、次作が今から楽しみで仕方ありません。
そしてYOUNG Lに関して言えば、TOO SHORTの新作を皮切りに、今年は色んな場所でその名前を目にする機会がありそうです。
特に、前述した低音と空気感の処理の上手さを考えると、メロウ路線への期待も高まるばかり(ちなみに「Rock N Roll」はTHE REPLACEMENT KILLERSによるプロデュース)。

とりあえず、トライブ好きのスケートボーダーは必携の一枚...かな?

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FEDERATION/IT'S WHATEVA
FEDERATION/IT'S WHATEVA

ハイフィーと、エレクトロ化めざましいテクノの近似が楽しい今日この頃。
少し前の話ではありますが、このジャンルの大本命盤、FEDERATIONの新作「IT'S WHATEVA」が出ました。というのも、リリース後しばらくは彼らのマイスペで全曲試聴可能だった為、ついつい入手を怠ってしまっていたのですが、繰り返し聴くうちに“こりゃ持ってなアカンな”という気持ちになったというわけで...。
当然、内容は相当良いです。VIBEのインタビュー(http://www.vibe.com/news/online_exclusives/2007/10/albums_out_federation/)を読むと、ラッパー陣がやたらと“新作はハイフィーにこだわらない普遍的な内容だ”という旨を強調しているのが謎ですが、実際は良い意味でどハイフィーな内容だと思います。
ちなみに、ハイフィーという言葉の直接的な語源=彼らの同名曲ではない事はあらためて言っておきたいですが、個人的にハイフィー=(ほぼ)RICK ROCKの音、という認識があるので上のような表現になりました。
ハイフィーの定義やFEDERATIONのバイオに関してはSAN FRANCISCO CHRONICLEの特集記事(http://www.sfgate.com/cgi-bin/article.cgi?f=/c/a/2006/09/26/DDGKBLB0N51.DTL)に詳しいので、ヒマな人は是非読んでみてください。全編英文ですが、なかなか面白いです。

タイトルも妙に感慨深いSAN QUINN「San Francisco Anthem」と並ぶベイクラシック「I Wear My Stunna Glasses At Night」の収録が叶わなかった事は痛いですが、その他はほぼ理想的な出来。
ヘッドバンギンな縦ノリシット「Partytime Is Over」に始まり、
冒頭で触れた、デトロイト・テクノとかと共通のグルーヴを感じさせる「18 Dummy」,
子供声の使い方がマッドな「Get Naked You Beezy」,
シンセの入るタイミングが抜群にカッコイイ「College Girl」など、序盤はBPM速めでキャッチーな曲が続きます。
それにしても、「18 Dummy」を聴いていて思ったんですが、ミッシーの「Lose Control」が2005年なんで、音的に格別新しい事はやってないんですよね。それでいてこの独特のグルーヴは何なんでしょう...RICK ROCKの使用機材(シーケンサー)が気になって仕方ありません。
本作の収録曲で言うと「Got Me Fucked Up」や「We On Yo Line」のような、地味で引っかかりに乏しい曲が意外に聴けてしまうのも、多分にこのRICK ROCKマジックの成せるワザのような気がします。

正直、前半だけでもお腹いっぱいな感じなのですが、
SNOOPの客演がサイコーな、R&B色の強い「Happy I Met You」から、
キラキラしたシンセがもろニューウェーブな「She Go」,
前半の流れを汲んだエレクトロ・シット「New Baby Daddy」,
往年の西海岸ファンも納得な朝焼けメロウ「Fly Away」に至る流れは実に涙モノ。
世間的には「Black Roses」でのTRAVIS BARKERの参加が話題のようですが、それがあってもなくても、本作の充実度は揺るがないと思います。

こ~んなに素晴らしい作品が、池袋の主要CDショップでは一軒も置いてませんでした。
渋谷のタワーでようやく発見というありさまはマジでいかがなものかと...ノド手皿でも何でもないんで、お願いしますよ!

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