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THE COUP/KILL MY LANDLORD
THE COUP/KILL MY LANDLORD
THE GOVERNORから、最近たまたまTOWER OF POWER~THE COUPと続けて聴く機会があってあらためて実感したのですが、オークランドの音は、総じてドラムがカッコイイ。
タイトなキックに乾いたスネア、なんて言ってもベタな聞こえ方しかしませんが、TOO $HORTとかにしてもそうなんですけど、クラブ向けというのとは別の意味でリズムの聴こえ方が心地良いブラック・ミュージックって、案外オークランド産のものが多いような気がします。

THE COUPのサウンドは、なにげにベースから鍵盤、サックスからフルートに至るまで生楽器奏者を迎えて作られており、そこにDJ PAM THE FUNKSTRESSがスクラッチやブレイクビーツでズカズカと割り込んでくるという、緻密でありながらラフな感じが最高にオリジナルなのですが、クレジットの“Producer's notes”を読めば、グループの頭脳であるBOOTS RILEYのドラムに対するこだわり・自信が伝わってきます。

WILD PITCHクラシックでもあるデビュー作『KILL MY LANDLORD』は、と・に・か・く・ファンクなアルバム。“ヒップホップでファンクを感じさせる作品は?”と訊かれたら、僕の場合真っ先にコレとDELの『I WISH MY BROTHER GEORGE WAS HERE』が頭に浮かびます。
1曲目に置かれたクラシック・チューン『Dig It』は、イントロを聴いただけでもドラムとベースの黒くてブッ太いコンビネーションに圧倒されること間違いなし。僕は幸運にも、以前GALACTICの来日公演で生BOOTS様を拝むことができたのですが(ラップも動きも見た目もまんまでした!)、そのGALACTICの名手、STANTON MOOREのドラミングにも劣らないライヴ感は、思わず“ホントにサンプルかよ?”と疑いたくなるほど。
続く『Not Yet Free』は、手数が多いながらも締まったドラムが聴きどころの、ダウンテンポなヘヴィ・ファンク・ナンバー。時代を考えると、BPMが遅めな曲はどうしても地味な印象になってしまいがちなのですが、THE COUPの曲はどれも重低音がスゴイので、特にローの効いたスピーカーやヘッドフォンで聴いたら、ガンッガンに頭を振れます。
その他にも、G-FUNK風味のピアノロールが地域色を感じさせる、『Not Yet Free』と同路線の重たい『The Coup』、
ハットとリムを左右に振り切ったパンニングが実験的な『I Know You』など、中毒性の高い曲がズラリ。
ハイライトは、アルバム唯一のアッパー・チューン、『Funk』。疾走感溢れるドラムにキャッチーなベースとピアノ、ソウルフルなホーンのディレイと、LARGE PROFESSORなんかの作品にも通じるカッコ良さにヤラれます。ピアノループが変わり、ガシガシと小気味良いコスリが入るブレイク部分などは、グラブプレイでも色々と応用が利きそう。

あと、リリックも決して無視できない部分で、政治活動にも熱心だというBOOTSのアジテーショナルな詞は、本国のサイトなどでレビューを見てもすこぶる高評価。僕には完全に理解できない箇所も多々あるので、ほぼ全曲閲覧できるサイトを挙げておきます。そんな事情もあってか、ボーカルのミックス具合も、E-ROCよりBOOTSの方が気持ちデカイような気も...(笑)。
Answers.comにアップされているバイオに次のような記述があることを一例にとっても、このアルバムのクオリティの高さは保証できます。G-RAPの波に埋もれた名盤がここにも一枚...。

“If it had been released a mere four or five years earlier, the highly politicized Kill My Landlord might have gained the Coup nationwide notoriety and platinum album sales. As it was, gangsta rap was all the rage, and Kill My Landlord achieved only moderate sales but nearly unanimous critical acclaim.”
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テーマ:洋楽CDレビュー - ジャンル:音楽


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